2025.12.04

みつぼし体験

北海道の海釣りおすすめスポット12選|時期別に釣れる魚も解説

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北海道で海釣りを始めたいと思ったときに、どこで釣りができるのか、どんな魚が釣れるのか、初心者でも楽しめるのか悩むことはないでしょうか。

北海道の海釣りは、豊富な魚種と四季折々の釣りが楽しめる魅力があります。初心者向けのスポットや体験ツアーも充実しており、気軽に始めることが可能です。

そこで、この記事では、北海道で海釣りを始めたい方へ向けておすすめスポットや釣れる魚、必要な準備について解説します。北海道の海釣りを計画する際の参考としてみてください。

海釣りの基礎知識

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北海道の海釣りを始める前に、基本的な知識を押さえておきましょう。

北海道の海釣りには大きく3つの魅力があります。

  • 海釣りの魅力
  • オールシーズン楽しめる
  • 初心者でも楽しめる

それぞれ説明していきます。

海釣りの魅力

まず知っておきたいのが「北海道の海釣りならではの魅力」です。

北海道の海釣りは、豊富な魚種と美しい自然環境が最大の魅力です。本州では釣れない魚種が多く、サケやホッケ、ニシンなど北海道特有の魚を狙うことができます。

また、雄大な海岸線や漁港からの景色を楽しみながら釣りができる点も人気の理由です。都市部からアクセスしやすいスポットも多く、観光と組み合わせて楽しむことも可能です。

釣った魚をその場で味わえる新鮮さも、北海道の海釣りならではの魅力といえるでしょう。

オールシーズン楽しめる

北海道の海釣りは、1年を通して異なる魚種を狙うことができます。

春から秋にかけてが最も釣りやすいシーズンですが、冬でも楽しめる魚種があります。具体的には、春はカレイやニシン、夏はホッケやチカ、秋はサケやサクラマス、冬はコマイやチカが人気です。

特に人気が高いのは、サケが接岸する9月から11月の秋シーズンです。この時期は多くの釣り人で賑わいます。

初心者の方は、比較的釣りやすいチカやサビキ釣りが楽しめる春から夏にかけての時期から始めるのがおすすめです。

初心者でも楽しめる

北海道の海釣りは、初心者の方でも安心して楽しめる環境が整っています。

まず、漁港や堤防など足場の良い釣り場が多く、特別な技術がなくても釣りを始められます。サビキ釣りやちょい投げといった簡単な釣り方で、十分に釣果を得ることが可能です。

また、道具のレンタルサービスやガイド付きの体験ツアーも充実しており、手ぶらで参加できるプランも豊富にあります。

さらに、チカやニシンなど群れで回遊する魚が多いため、初心者でも比較的簡単に釣果を上げやすい点も魅力です。釣具店や地元の釣り人からアドバイスをもらいやすい環境も、初心者にとって心強いポイントといえるでしょう。

北海道の海釣りおすすめスポット全12選

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北海道の海釣りおすすめスポットは、エリアごとに特徴が大きく異なります。

道央エリアは札幌から好アクセスで初心者向け、道南エリアは函館を中心にイカ釣りが人気、道北エリアは豊かな自然環境が魅力、道東エリアは多様な魚種が狙える本格派向けです。各エリアで釣れる魚や施設が異なるため、目的に合わせて選びましょう。

道央エリア(3選)

道央エリアは、札幌市内から車で1時間以内でアクセスできる海釣りスポットが充実しています。

石狩湾新港

石狩湾新港は北海道を代表する海釣りスポットです。港内の岸壁から手軽に釣りができるため、初心者やファミリーに最適です。チカやニシン、カレイなど季節ごとに多様な魚が釣れます。

項目 内容
所在地 北海道石狩市新港
主な魚種 チカ、ニシン、カレイ、アジ
釣り方 サビキ釣り、投げ釣り
施設 駐車場あり
アクセス 札幌から車で約40分

小樽港

小樽港は観光と釣りを同時に楽しめる人気スポットです。ホッケやカレイ、ソイなどが年間を通して狙えます。防波堤からの釣りが中心で、周辺には飲食店や観光施設が多く、釣りの合間に小樽運河などを散策できます。

項目 内容
所在地 北海道小樽市
主な魚種 ホッケ、カレイ、ソイ
釣り方 投げ釣り、サビキ釣り、ルアー釣り
施設 周辺に駐車場、トイレ、飲食店あり
アクセス 札幌から車で約1時間

余市河口漁港

余市河口漁港は多様な魚種が狙える道央エリアの人気スポットです。カレイやホッケに加え、近年はクロダイも釣れるようになり注目を集めています。春から秋にかけてが釣りのベストシーズンです。

項目 内容
所在地 北海道余市郡余市町
主な魚種 カレイ、ホッケ、クロダイ、ソイ
釣り方 投げ釣り、ワーム釣り
施設
アクセス 札幌から車で約1時間

道南エリア(4選)

道南エリアは、函館市を中心に海釣りの名所が点在しています。

三石漁港

三石漁港は道南エリアではなく日高地方(道央寄り)に位置するスポットです。足場が安定している箇所が多く、家族連れでの参加や釣りが初めての方でも楽しめます。サビキ釣りではチカ、投げ釣りではソイやアブラコが狙えます。

項目 内容
所在地 北海道日高郡新ひだか町三石地区
主な魚種 チカ、ソイ、アブラコ(アイナメ)、小サバ、イワシ
釣り方 サビキ釣り、投げ釣り
施設 トイレなし(事前に済ませる必要あり)
アクセス 新千歳空港から車で約1時間45分

「ぽるとみついし」では、手ぶらで参加できる海釣り体験を提供しています。

下記から三石漁港の海釣り体験サービスの詳細をご覧いただけます。

三石の海釣りはこちら

函館港

函館港は道南エリアを代表する海釣りスポットです。春から秋にかけてイカ釣りが楽しめます。函館名物のイカ釣り体験ツアーも充実しており、初心者でも気軽に参加できます。港周辺は観光地としても有名です。

項目 内容
所在地 北海道函館市
主な魚種 イカ、アジ、サバ、カレイ
釣り方 イカ釣り、サビキ釣り、投げ釣り
施設 周辺に駐車場、トイレあり
アクセス 函館市街地すぐ

噴火湾周辺

噴火湾は内湾のため波が穏やかで、家族連れにも人気のスポットです。カレイやホッケなど多様な魚種が狙えます。湾内には複数の漁港があり、それぞれに特徴があります。

項目 内容
所在地 北海道函館市~室蘭市周辺
主な魚種 カレイ、ホッケ、アブラコ
釣り方 投げ釣り、サビキ釣り、船釣り
施設 各漁港により異なる
アクセス 函館から車で約30分~

奥尻島各漁港

奥尻島の各漁港は大物狙いの穴場スポットです。春と秋にソイやアブラコの大物が期待できます。島内には複数の漁港があり、それぞれに特徴があります。静かな環境で釣りに集中できます。

項目 内容
所在地 北海道奥尻郡奥尻町
主な魚種 ソイ、アブラコ、カジカ、カレイ
釣り方 投げ釣り、夜釣り
施設 各漁港により異なる
アクセス 江差港からフェリーで約2時間

道北エリア(2選)

道北エリアは、豊かな自然環境の中で海釣りを楽しめるエリアです。

留萌港

留萌港は日本海に面した道北エリアの主要な海釣りスポットです。ホッケやカレイが人気のターゲットで、サビキ釣りでアジやイワシも狙えます。港内は広く、複数のポイントがあります。

項目 内容
所在地 北海道留萌市
主な魚種 ホッケ、カレイ、アジ、イワシ
釣り方 サビキ釣り、投げ釣り
施設
アクセス 札幌から車で約2時間半

稚内港

稚内港は日本最北端の海釣りスポットです。ホッケやカレイ、ソイなど北の海ならではの魚種が豊富です。大型の魚が期待できるポイントとして知られています。

項目 内容
所在地 北海道稚内市
主な魚種 ホッケ、カレイ、ソイ
釣り方 投げ釣り、サビキ釣り
施設
アクセス 札幌から車で約4時間

道東エリア(3選)

道東エリアは、多様な魚種が狙える北海道屈指の海釣りエリアです。

釧路港

釧路港は道東エリアを代表する海釣りスポットです。サケやカラフトマス、カレイなど多様な魚種が狙えます。特に秋のサケ釣りは道東エリアの風物詩となっています。市街地に近く、アクセスも良好です。

項目 内容
所在地 北海道釧路市
主な魚種 サケ、カラフトマス、カレイ、ホッケ
釣り方 投げ釣り、ルアー釣り
施設 周辺に駐車場あり
アクセス 釧路市街地すぐ

室蘭港

室蘭港は工業地帯でありながら魚影が濃いことで有名なスポットです。アイナメやソイなどのロックフィッシュが人気です。カレイも年間を通して狙えます。札幌からのアクセスも比較的良好です。

項目 内容
所在地 北海道室蘭市
主な魚種 アイナメ、ソイ、カレイ、ホッケ
釣り方 ルアー釣り、投げ釣り
施設
アクセス 札幌から車で約2時間

根室港

根室港は道東エリア最東端の本格派向けスポットです。サケやホッケ、マダラなど多様な大型魚が狙えます。北海道の中でも特に魚種が豊富で、1年を通して何かしらの魚が釣れます。

項目 内容
所在地 北海道根室市
主な魚種 サケ、ホッケ、マダラ、カレイ
釣り方 投げ釣り、船釣り、ルアー釣り
施設
アクセス 札幌から車で約6時間

北海道の海釣りで釣れる魚と時期

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北海道の海釣りは、四季折々で異なる魚種が楽しめます。

日本海、太平洋、オホーツク海の3つの海に囲まれた北海道では、季節ごとに水温や海流が変化し、それに応じて魚の活性も変わります。各季節の特徴を理解して釣行すれば、北海道ならではの多彩な魚種に出会えるでしょう。

春に釣れる魚(3月〜5月)

春は流氷が去り、プランクトンが豊富になる季節です。魚たちの活性が徐々に上がり始め、多様な魚種が狙えるようになります。

【春の代表的な魚種】

項目 内容
ニシン 時期:3月〜5月
釣り方:サビキ釣り
特徴:春告魚として知られる。大群で接岸する
カレイ 時期:3月〜5月
釣り方:投げ釣り
特徴:クロガシラ、マガレイなど多種が狙える
ホッケ 時期:4月〜5月
釣り方:サビキ釣り、投げ釣り
特徴:春から初夏にかけて好調
ソイ 時期:3月〜5月
釣り方:ルアー釣り、胴突き
特徴:クロソイ、シマゾイなどの根魚
マダラ 時期:3月〜5月
釣り方:船釣り
特徴:春先まで狙える大型魚

春は水温が徐々に上がり始める時期で、特にニシンの接岸は北海道の春の風物詩です。カレイは砂地を好み、投げ釣りで手軽に狙えます。

夏に釣れる魚(6月〜8月)

夏は魚種が最も豊富な季節です。水温の上昇とともに多くの魚が活発にエサを追い、初心者でも釣果が期待できます。

【夏の代表的な魚種】

項目 内容
アジ 時期:6月〜8月
釣り方:サビキ釣り、アジング
特徴:群れで回遊し、数釣りが楽しめる
サバ 時期:7月〜8月
釣り方:サビキ釣り
特徴:小サバが大量に回遊することも
イワシ 時期:7月〜8月
釣り方:サビキ釣り
特徴:ファミリーフィッシングに最適
チカ 時期:6月〜8月
釣り方:サビキ釣り
特徴:北海道を代表する小魚
アブラコ(アイナメ) 時期:6月〜8月
釣り方:ルアー釣り、投げ釣り
特徴:年間を通して狙えるが夏も好調
イカ 時期:7月〜9月
釣り方:エギング、イカ釣り
特徴:ヤリイカなどが狙える

夏は奥尻島などでもサビキ釣りでアジやサバ、イワシが釣れ、家族連れでも楽しめます。

秋に釣れる魚(9月〜11月)

秋は魚が冬に向けて脂を蓄える「食欲の秋」です。北海道の海釣りでは特に良型が期待できる季節となります。

【秋の代表的な魚種】

項目 内容
サケ 時期:9月〜11月
釣り方:ルアー釣り、ウキ釣り
特徴:道東エリアの風物詩。大型が狙える
カラフトマス 時期:8月〜9月
釣り方:ルアー釣り
特徴:サケ科の魚で引きが強い
ホッケ 時期:9月〜11月
釣り方:サビキ釣り、投げ釣り
特徴:秋も引き続き好調
カジカ 時期:10月〜12月
釣り方:投げ釣り、夜釣り
特徴:秋から初冬がベストシーズン
ソイ 時期:9月〜11月
釣り方:ルアー釣り、胴突き
特徴:夜釣りで大物が期待できる
ヤリイカ 時期:9月〜11月
釣り方:エギング
特徴:秋も引き続き狙える

秋はサケ釣りが最盛期を迎え、道東エリアでは多くの釣り人で賑わいます。カジカは秋から初冬にかけてが旬で、奥尻島では10月〜12月が良場となります。

冬に釣れる魚(12月〜2月)

冬は釣れる魚種が限られますが、寒さに強い魚や深場の魚が狙えます。北海道の厳しい冬でも釣りを楽しめます。

【冬の代表的な魚種】

項目 内容
マダラ 時期:12月〜2月
釣り方:船釣り
特徴:冬が旬。日本海側で盛ん
カジカ 時期:12月〜2月
釣り方:投げ釣り、胴突き
特徴:冬の代表的なターゲット
ソイ 時期:12月〜2月
釣り方:ルアー釣り、穴釣り
特徴:寒さに強く冬でも活性がある
アブラコ(アイナメ) 時期:12月〜2月
釣り方:ルアー釣り、投げ釣り
特徴:年間を通して狙える
コマイ 時期:12月〜2月
釣り方:投げ釣り
特徴:北海道特有の冬の魚

冬は奥尻島での磯釣りは積雪のため不向きですが、漁港周辺ではカジカやアブラコが狙えます。マダラは冬が旬で、特に日本海側で人気のターゲットです。

初心者向け北海道の海釣りの始め方

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北海道で海釣りを始める際は、基本的な道具と知識があれば誰でも楽しめます。初心者でも安心して釣りを始められるよう、必要な道具や服装、おすすめの釣り方、守るべきマナーについて解説します。

必要な釣り道具

初心者は竿とリールのセットが便利です。釣り竿は2.4〜3m程度の万能竿を選びましょう。

リールはスピニングリールの2500〜3000番が扱いやすく、釣り糸はナイロン3〜4号が適しています。仕掛けはサビキ仕掛けや投げ釣り仕掛けのセット商品を選ぶと便利です。

エサはサビキ釣り用のアミエビ、投げ釣り用のイソメを釣具店で購入できます。クーラーボックスは小型のもので十分です。

初心者向けの竿とリールのセットは5,000円〜10,000円程度で購入できます。

【基本の釣り道具】

  • 釣り竿(ロッド)
  • リール
  • 釣り糸(ライン)
  • 仕掛け
  • エサ
  • クーラーボックス

【あると便利な道具】

  • 水汲みバケツ
  • プライヤー
  • フィッシュグリップ
  • ハサミ
  • タオル
  • 折りたたみ椅子
  • 帽子
  • サングラス
  • 虫除けスプレー

適した服装

北海道の海釣りは季節によって服装が大きく異なります。気温差が激しいため、適切な服装選びが重要です。

【春・秋の服装】

  • 防風・防水性のあるウィンドブレーカー
  • フリースや薄手のダウンジャケット
  • 長袖シャツ
  • 動きやすいパンツ
  • 滑りにくい運動靴
  • 帽子
  • 手袋

【夏の服装】

北海道の夏でも朝晩は冷えるため、薄手の上着を用意しましょう。

  • 長袖シャツ
  • 動きやすい長ズボン
  • 濡れても良いスニーカー
  • 帽子
  • 偏光サングラス
  • 日焼け止め

【冬の服装】

冬の北海道は非常に寒く、しっかりした防寒対策が必須です。肌の露出を極力なくし、重ね着(レイヤリング)で調整できる服装がおすすめです。

  • 厚手のダウンジャケット
  • フリースやセーター
  • 保温性の高いインナー
  • 防寒パンツ
  • 防寒長靴
  • バラクラバ(目出し帽)
  • 防寒グローブ(5本指タイプ)
  • ネックウォーマー

おすすめの釣り方

初心者には下記の釣り方がおすすめです。いずれも仕掛けがシンプルで、手軽に始められます。

【サビキ釣り】

サビキ釣りは最も初心者向けの釣り方です。複数の針が付いた仕掛けで、アジ、サバ、イワシ、チカなどの小魚が狙えます。サビキ仕掛けにアミエビを入れたカゴを取り付け、足元に仕掛けを落とします。竿を上下に動かしてエサを撒き、魚がかかったら竿を上げて取り込みます。6月〜10月が最盛期です。

【投げ釣り(ちょい投げ)】

投げ釣りは仕掛けを海に投げて、海底にいる魚を狙う釣り方です。カレイ、ホッケ、アブラコなどの根魚が狙えます。投げ釣り仕掛けにエサ(イソメ)を付け、軽く投げて海底に仕掛けを沈めます。糸をピンと張って、竿先の動きを見ます。魚のアタリがあったら合わせて巻き上げます。春と秋が最適です。

【ウキ釣り】

ウキ釣りはウキを使って魚のアタリを視覚的に確認できる釣り方です。ホッケやソイなどが狙えます。ウキ釣り仕掛けにエサを付け、ウキが見える位置に仕掛けを投げます。ウキの動きを観察し、ウキが沈んだら竿を上げて合わせます。子供でもアタリがわかりやすく、春〜秋が適しています。

マナーと注意点

北海道の海釣りは、マナーとルールを守れば誰でも楽しめる素晴らしいアクティビティです。

【基本的なマナー】

  • 立入禁止場所では釣りをしない
  • ゴミは必ず持ち帰る
  • 先に釣りをしている人に挨拶をする
  • 他の釣り人と適度な間隔を保つ
  • エサを使った場所は水で流す
  • 迷惑駐車をしない
  • 大声や音楽を流さない

【安全面での注意点】

  • ライフジャケットの着用を推奨
  • 悪天候時は釣りをしない
  • 濡れた堤防は滑りやすいため慎重に歩く
  • 仕掛けを投げる際は後方を確認する
  • 船が近くを通る際は竿を上げる

【北海道特有の注意点】

  • 漁港でのロープ近くでは釣りをしない
  • 北海道の漁港では遊泳禁止
  • アワビ、ウニ、ナマコなどは漁業権が設定されており、採取は密漁となる
  • サケ・マス釣りは河川および河口付近で禁止されている場所が多い

シーン別の北海道海釣りの楽しみ方

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北海道の海釣りは、誰と行くかによって楽しみ方が変わります。ここではシーン別の楽しみ方を紹介します。

子供連れ・ファミリー向け

子供連れで北海道の海釣りを楽しむなら、安全性と手軽さを最優先に考えましょう。

釣り場は足場が安定していて転落防止の柵がある漁港を選びます。トイレが近くにあると、さらに安心です。釣り方はサビキ釣りが最適です。仕掛けを足元に落として上下に動かすだけなので、子供でも簡単に挑戦できます。アジやサバ、チカなどが群れで回遊してくるため、一度に複数匹釣れることもあります。北海道では夏から秋にかけてがベストシーズンです。子供には必ずライフジャケットを着用させ、大人が常に目を離さないようにしましょう。

ひとり参加向け

ひとりで北海道の海釣りを楽しむ場合は、自分のペースで釣りができるのが魅力です。

まず、釣具店やインターネットで釣果情報を確認し、狙いたい魚種と時期に合った釣り場を選びましょう。安全管理が重要なので、家族や友人に釣り場と帰宅予定時刻を伝えておきます。悪天候の日や波が高い日は無理をせず、釣行を中止する判断も必要です。ひとりでの釣りは、自分の釣りスタイルを追求できる絶好の機会です。北海道ではロックフィッシュと呼ばれるソイやアブラコなどの根魚をルアーで狙う釣りが人気です。釣り場では他の釣り人との情報交換も楽しみのひとつです。

まとめ|北海道の海釣りで最高の釣り体験を楽しもう

北海道の海釣りは、豊かな自然と多様な魚種に恵まれた魅力あふれる釣り場です。

日本海、太平洋、オホーツク海に囲まれた北海道では、季節ごとに異なる魚が楽しめます。春はカレイやホッケ、夏はアジやサバ、秋はサケ、冬はマダラやカジカなど、1年を通してさまざまな魚種を狙えます。初心者にはサビキ釣りや投げ釣りがおすすめで、手軽に始められます。

釣りを楽しむためには、季節に合わせた服装と基本的な道具の準備が必要です。特に北海道は気温差が激しいため、防寒対策や重ね着が重要です。また、ゴミは必ず持ち帰り、立入禁止場所では釣りをしないなど、マナーとルールを守ることが大切です。

子供連れやひとりでの釣行など、シーンに合わせた楽しみ方を選べば、より充実した釣り体験ができます。北海道の雄大な自然の中で、ぜひ海釣りの魅力を存分に味わってください。