2026.01.22
【初心者向け】北海道の狩猟ツアー完全ガイド|見学型なら免許不要
北海道で狩猟ツアーに参加したいと思ったときに、初心者でも参加できるのか、狩猟免許は必要なのか、何を準備すればいいのか悩むことはないでしょうか?
北海道の狩猟ツアーは、狩猟免許がなくても参加できる貴重な体験です。プロのハンターに同行してエゾシカのハンティングを間近で見学することで、自然の中で命と向き合い、環境保全について学ぶことができます。
そこで、この記事では、北海道で狩猟ツアーに参加したい方へ向けて、ツアーの内容や開催時期、必要な装備、注意事項について解説します。参加を検討する際の参考としてみてください。
北海道の狩猟ツアーとは

北海道の狩猟ツアーは、エゾシカなどの野生動物の狩猟を体験または見学できるアクティビティです。
北海道ではエゾシカの個体数増加による農林被害が社会問題となっており、「北海道エゾシカ対策推進条例」に基づく対策が進められています。狩猟ツアーでは環境保全の取り組みを学びながら、自然の中で命と向き合う貴重な体験ができます。
北海道の狩猟ツアーには、実際に狩猟を行う体験型と、ハンティングの様子を見学する観察型の2種類があります。
狩猟ツアーの体験内容
北海道の狩猟ツアーでは、主にエゾシカを対象とした狩猟の見学や体験ができます。
早朝に集合してハンターと共に狩猟場所へ移動し、エゾシカを探索します。エゾシカを発見するとハンターが猟銃を使用して捕獲を試みるため、その瞬間を間近で見学できます。
ツアーによっては、捕獲したエゾシカの解体作業の見学や、ジビエ料理の調理体験ができるプログラムもあります。キタキツネやエゾリスなど、エゾシカ以外の野生動物に出会える可能性もあります。
初心者でも参加可能か
北海道の狩猟ツアーは、初心者でも参加可能なプログラムが多数用意されています。
プロのハンターやガイドが同行してサポートするため、狩猟の知識や経験がなくても安心です。特に見学型のツアーでは、参加者は観察に専念できるため、狩猟が初めての方に適しています。
ただし、早朝からの行動や寒冷地での活動となるため、体力面での準備は必要です。ツアーによっては18歳以上を対象とした年齢制限が設けられています。
狩猟免許の要否
北海道の狩猟ツアーに参加する場合、基本的に狩猟免許は必要ありません。
見学型のツアーでは、プロのハンターが狩猟を行い、参加者はその様子を安全な距離から見学する形式です。銃刀法により、免許を持たない参加者が猟銃に触れることは禁止されています。
自分で狩猟を行いたい場合は、狩猟免許の取得が必須です。北海道ではハンター向けのガイド付き狩猟ツアーも開催されており、こちらは免許保持者を対象としています。
北海道の狩猟ツアー開催時期と猟期

北海道の狩猟ツアーは、エゾシカの猟期に合わせて開催されます。
猟期は法律で定められており、その期間内でツアーが実施されます。北海道の冬季は積雪があるため、エゾシカの足跡を追跡しやすく、狩猟に適した環境となります。
ツアーによって開催日や頻度が異なるため、参加を検討する際は事前に開催スケジュールを確認することが重要です。
エゾシカの猟期
北海道におけるエゾシカの猟期は、10月1日から翌年3月31日までです。※年度・地域・猟法により異なる場合があります
この期間は北海道の猟区や地域によって若干の違いがある場合もあります。猟期は野生動物の保護と適正な個体数管理のバランスを考慮して設定されています。
狩猟ツアーは猟期内でのみ開催されるため、参加希望者はこの期間に合わせて予定を立てる必要があります。猟期外では狩猟が禁止されており、ツアーも実施されません。
人気のシーズン
北海道の狩猟ツアーで最も人気があるのは、12月から2月の厳冬期です。
この時期は積雪により動物の足跡が明瞭に残るため、エゾシカを発見しやすくなります。また、雪景色の中での狩猟体験は、北海道ならではの魅力的な体験となります。
ただし、厳冬期は気温が氷点下になることも多く、防寒対策が必須です。早朝の活動となるため、日の出時間も考慮する必要があります。
1月から2月は特に予約が集中しやすい時期となるため、参加を希望する場合は早めの予約をおすすめします。
北海道の狩猟ツアー主要開催エリア

北海道の狩猟ツアーは、エゾシカの生息地である道内各地で開催されています。
主な開催エリアは新ひだか町、十勝地方、占冠村、西興部村などです。各エリアによって地形や環境が異なるため、体験できる内容にも特色があります。
アクセス方法や所要時間も異なるため、参加する際は自分に合ったエリアを選ぶことが重要です。
新ひだか町エリア
新ひだか町三石地区では、鹿撃ち見学ツアーが開催されています。
新千歳空港から車で約2時間00分とアクセスしやすい立地です。高速バスやJR北海道バスも運行していますが、早朝集合のため前泊が推奨されます。
このエリアでは「ぽると・みついし」が拠点となり、間近でハンティングを見学できるツアーを提供しています。日高山脈に囲まれた自然豊かな環境で、エゾシカ以外の野生動物にも出会える可能性があります。
十勝エリア
十勝地方は北海道の狩猟ツアーの主要開催地のひとつです。
広大な自然環境を有し、エゾシカの生息数も多いため、狩猟体験に適した条件が揃っています。十勝エリアでは初心者向けの体験ツアーから、ハンター向けのガイド付き狩猟ツアーまで、幅広いプログラムが用意されています。
帯広市を拠点とするツアーが多く、宿泊施設や交通アクセスも充実しています。
その他のエリア
占冠村や西興部村でも狩猟ツアーが開催されています。
占冠村では猟区を活用したツアーが実施されており、宿泊施設として「湯の沢温泉 森の四季」が利用できます。西興部村では「西興部ゲストハウスGA.KOPPER」を拠点としたツアーが展開されています。
函館や岩見沢などの道央・道南エリアでも狩猟体験ツアーが開催されており、各地域の特色を活かしたプログラムが提供されています。
北海道の狩猟ツアー参加に必要な装備と服装

北海道の狩猟ツアーに参加する際は、寒冷地での活動に適した装備と服装が必要です。
ツアーは早朝から実施され、気温が氷点下になることも多いため、十分な防寒対策が求められます。また、積雪のある場所での活動となるため、動きやすさと保温性を両立した服装選びが重要です。
ツアー主催者によって提供される装備が異なるため、事前に確認することをおすすめします。
必要な装備
北海道の狩猟ツアーで基本的に必要な装備は下記の通りです。
- 防寒着
- 手袋
- マスク
- カイロ
猟銃や双眼鏡などの狩猟用具は、ツアー主催者が用意するため参加者が準備する必要はありません。ただし、防寒着や手袋などのレンタル品は用意されていない場合が多いため、自分で準備が必要です。
推奨される服装
北海道の狩猟ツアーでは、重ね着による防寒対策が推奨されます。
【上半身】
- 保温性の高いインナー(ヒートテック素材など)
- フリースやセーター
- 防風性のあるアウター
【下半身】
- 厚手のズボン
- 防寒パンツ
【その他】
- 手袋(指先の感覚を保てるもの)
- 帽子
- ネックウォーマー
- 防水性・保温性を備えたスノーブーツまたは登山靴
靴は積雪のある場所を歩くため、滑りにくいソールのものを選ぶことが重要です。
持ち物チェックリスト
北海道の狩猟ツアーに参加する際の持ち物チェックリストです。
【必須アイテム】
- 防寒着
- 手袋
- 帽子
- カイロ
- スノーブーツ
- クレジットカードまたは現金
【あると便利なもの】
- 保温ボトル(温かい飲み物用)
- 常備薬
- カメラ・スマートフォン(撮影制限を事前確認)
撮影については、ツアーによって制限される場合があるため、必ず事前に確認してください。
北海道の狩猟ツアーの注意事項

北海道の狩猟ツアーに参加する際は、いくつかの重要な注意事項があります。
主な注意事項は下記の4つです。
- 猟銃の取り扱いについて
- 写真・動画撮影とSNS投稿について
- 天候と鹿の遭遇について
- 防寒対策について
安全面や法律面での制約があるため、ガイドやハンターの指示に必ず従う必要があります。指示に従わない場合は、ツアーが中止となり料金の返金もされません。
猟銃の取り扱いについて
銃刀法により、参加者が猟銃に触れることは禁止されています。
狩猟免許を持たない参加者は、猟銃に一切触れることができません。これは法律で厳格に定められているため、どのような理由があっても例外は認められません。
猟銃の取り扱いはプロのハンターのみが行い、参加者は安全な距離から見学します。
写真・動画撮影とSNS投稿について
ツアーによっては、写真・動画の撮影やSNSへの投稿が禁止されています。
ガイドに許可なく撮影を行うことは禁止されているツアーが多いため、必ず事前に確認してください。撮影が許可されている場合でも、ハンターやガイドの指示に従う必要があります。
撮影制限は、狩猟の性質や野生動物保護の観点から設けられています。
天候と鹿の遭遇について
雨天や降雪でもツアーは実施されますが、天候や積雪状況により流れが変動する場合があります。
エゾシカは野生動物のため、天候不良や自然現象により遭遇できない場合があります。必ずエゾシカに会えるわけではないことを理解して参加してください。
天候によるツアーのキャンセルは無料ですが、悪天候でも開催されることが基本です。
防寒対策について
早朝の気温が氷点下になることも多いため、十分な防寒対策が必須です。
防寒着や手袋のレンタル品は用意されていないため、自分で準備する必要があります。カイロなどの防寒グッズを持参すると、長時間の屋外活動でも快適に過ごせます。
防寒対策が不十分だと体調不良の原因となるため、温かい格好でツアーに参加してください。
新ひだか町みついし「ぽると・みついし」の鹿撃ち見学ツアー

新ひだか町三石地区にある「ぽると・みついし」では、間近でハンティングを見学できる鹿撃ち見学ツアーを開催しています。
エゾシカを見つけてすぐに車を飛び出すハンターの緊張感や猟銃の音は、非日常的な体験です。環境保全の取り組みとして、北海道エゾシカ対策推進条例に基づいた捕獲活動を学べる貴重な機会となっています。
【基本情報】
| 項目 | 内容 |
| 料金 |
2名以上:1人16,500円(税込) 1人参加:23,100円(税込) |
| 対象年齢 | 18歳以上 |
| 予約可能人数 | 最大4名 |
| 開催日 | 12月~2月の毎週土曜日・日曜日中心 |
| 集合時間 | 5:30~7:00(日の出時刻により変動) |
| 所要時間 | 約3時間 |
| 予約締切 | 1週間前 |
| 集合場所 |
ぽると・みついし 〒059-3108 北海道日高郡新ひだか町三石本町54-4 |
| 予約方法 | WEB予約、電話(0146-49-2570/火~日 9:00~18:00)、店頭 |
鹿撃ち見学ツアーの予約は以下のボタンから行えます。
北海道の狩猟ツアーのまとめ|初心者が安心して楽しむポイント
北海道の狩猟ツアーは、狩猟免許がなくても参加できる貴重な体験です。
初心者が安心して楽しむためのポイントをまとめます。
【参加前の確認事項】
- 開催時期:12月から2月の厳冬期が人気
- 対象年齢:18歳以上が基本
- 予約:1週間前までに予約が必要
【準備するもの】
- 防寒着、手袋、帽子、マスク、カイロ
- スノーブーツ(防水性・保温性のあるもの)
- 支払い用のクレジットカードまたは現金
【注意事項】
- 猟銃には触れることができない
- 写真・動画撮影はツアーにより制限あり
- エゾシカに必ず会えるとは限らない
- ガイドやハンターの指示に必ず従う
北海道の狩猟ツアーは、自然の中で命と向き合い、環境保全について学べる貴重な機会です。エゾシカ対策の現状を理解しながら、プロのハンターによる本物のハンティングを体験できます。
新ひだか町の「ぽると・みついし」をはじめ、十勝地方や占冠村など各地でツアーが開催されています。興味のある方は、早めの予約をおすすめします。
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